パチンコやパチスロは、今はまったくやってないが、かつてはかなりやっていた。トータルでいえば、100万位は損したんじゃないだろうか?
時効になるが、高校の時私服をいいことに学校をさぼり、チャリンコでぶらりと1時間くらいかけて、よく出る店に赴き一日中打っていたこともある。たしかその時は、「麻雀物語」というやつだった。3こ同じ柄が揃えば、あたりというやつである。
その当時は、当たりだすと10連チャン以上したりして、かなり熱かった。
一度、一日で16万円近く稼いだことがある。しかし、その後の一週間で、14万円すった。コリャいかんと思い、残りの2万円で自室用のテレビを買ったものだ。今考えれば大馬鹿野郎である。
また、大学のとき、日雇いのアルバイトの昼休み時間に、パチンコをやってしまい、7000円すったことがある。日雇いの給与は7000円。つまり、午後にいかに頑張ってもタダ働きである。現場から逃亡してやろうかと思ったが、そしたら金がもらえず、ただ損をしただけで終わる。ということで、なくなく肉体労働をしたものだ。
その後社会人になってからは、もっぱらパチスロにハマった。
カエルでおなじみパルサーシリーズである。親も結構好きだったので、間違いなくその影響を受けていたんだろう。パチスロにしても、結局今考えれば本当にもったいない散財である。
しかし、今でも忘れない。リーチ目が出て、次を打つ瞬間(ほぼあたりが確定している)。
お気に入りのジッポをシュボッとやって、タバコに火を付け、コーヒーを飲む。
次の瞬間に、目押しで777を当てるあの快感。経験者はわかるだろうが、凄まじい気持ちよさである。
ギャンブルが怖いのは、結局そういった快感や高揚感を演出するところである。ある意味、ドラッグみたいだ。一時期は、依存症っぽくなったが、今はまったくやらない。タバコもやめた。
よくぞまっとうに戻ってきたと思う、我ながら。