義父より「メタル脳」という本を借りた。
メタルが好きな著者が、メタルという音楽についてものすごい主観に基づいて分析している。孤独に寄り添う音楽がメタルであると。メタリカとかのヘビメタは、若い時借りて聞いたが、まったく受けが悪かった自分に。それ以来聞いていないが、この本を読んでメタルの奥深さを知り、興味がわいた。
それはそうと、本の中で興味深い考察がある。
人間がどうしてこんなにあらゆる生物をしのいで、頂点に君臨したか。我々の祖先、ホモサピエンスは徒党を組むことによって成り上がったのである。
考えてもみれば、象のように体がデカいわけでもなし、トラのような牙もないし、ゴリラのようなパワーもない。単体では、まったくもって雑魚である。しかし、群れを作り、社会を形成することで、他のあらゆる生物を凌駕してきたのだ。
動物を狩る道具を開発し、それを共有し、自分たちより強い生物を殺す。殺した肉を料理をするのは女性。料理の技術を持つものと、狩るものとの分担。さらに移動がリスキーとわかるや、同じ土地に村を作り定住。農作物を得て子供を作り、代々の家系を作っていく。とにかく、群れて社会を形成することで生き永らえてきたのだ。
そんな社会で最もよくないことはなんだろうか?
そう、和を乱すことである。俺は、狩りは嫌いだから、行かない。農業もやんない。でも食べる。という奴が現れ、それを認めてしまうと社会が崩壊する。そこで、そいつに制裁を加える必要がある。そこで、出てきたのが「いじめ」である。
しかし、和を乱す人間を懲らしめるのはいいが、懲らしめた後に復讐されるリスクがある。
そこで、人類は、人間の中にいじめという行為に対する快感を埋め込んだそうだ。
著書でも触れているが、これは、繁殖行為のセックスと同じではないか。快楽があるから、みなセックスをする。そこに快楽がなければ…。するか?あんな行為…。よく考えたらめっちゃ面倒くさくて不衛生じゃない、セックスって。
そうなると誰も、その行為をせず、人類は滅亡するだろう。
仮にいじめに本当に快楽というものが埋め込まれていたとしたら、厄介である。人間は本能には逆らえない。
ふと考えると、最近話題になった、マスク警察や自粛警察も快楽が潜んでいるのかもしれない。批判したり、指摘すると反撃にあうのに、それを超えた快楽があるからああいったことをするのかな。そう考えると、かなり原始的な本能に突き動かされているのだな、ああいった人々は。
メタルが好きな著者が、メタルという音楽についてものすごい主観に基づいて分析している。孤独に寄り添う音楽がメタルであると。メタリカとかのヘビメタは、若い時借りて聞いたが、まったく受けが悪かった自分に。それ以来聞いていないが、この本を読んでメタルの奥深さを知り、興味がわいた。
それはそうと、本の中で興味深い考察がある。
人間がどうしてこんなにあらゆる生物をしのいで、頂点に君臨したか。我々の祖先、ホモサピエンスは徒党を組むことによって成り上がったのである。
考えてもみれば、象のように体がデカいわけでもなし、トラのような牙もないし、ゴリラのようなパワーもない。単体では、まったくもって雑魚である。しかし、群れを作り、社会を形成することで、他のあらゆる生物を凌駕してきたのだ。
動物を狩る道具を開発し、それを共有し、自分たちより強い生物を殺す。殺した肉を料理をするのは女性。料理の技術を持つものと、狩るものとの分担。さらに移動がリスキーとわかるや、同じ土地に村を作り定住。農作物を得て子供を作り、代々の家系を作っていく。とにかく、群れて社会を形成することで生き永らえてきたのだ。
そんな社会で最もよくないことはなんだろうか?
そう、和を乱すことである。俺は、狩りは嫌いだから、行かない。農業もやんない。でも食べる。という奴が現れ、それを認めてしまうと社会が崩壊する。そこで、そいつに制裁を加える必要がある。そこで、出てきたのが「いじめ」である。
しかし、和を乱す人間を懲らしめるのはいいが、懲らしめた後に復讐されるリスクがある。
そこで、人類は、人間の中にいじめという行為に対する快感を埋め込んだそうだ。
著書でも触れているが、これは、繁殖行為のセックスと同じではないか。快楽があるから、みなセックスをする。そこに快楽がなければ…。するか?あんな行為…。よく考えたらめっちゃ面倒くさくて不衛生じゃない、セックスって。
そうなると誰も、その行為をせず、人類は滅亡するだろう。
仮にいじめに本当に快楽というものが埋め込まれていたとしたら、厄介である。人間は本能には逆らえない。
ふと考えると、最近話題になった、マスク警察や自粛警察も快楽が潜んでいるのかもしれない。批判したり、指摘すると反撃にあうのに、それを超えた快楽があるからああいったことをするのかな。そう考えると、かなり原始的な本能に突き動かされているのだな、ああいった人々は。