R太のざっくり雑記

40代おじさんです。ベトナム出張がブログの書き始め。現在は、育児や料理、英語など興味のあることをざっくり備忘録として記してます。質はともあれ、なるべく頻繁に更新します!

2022年05月

人の心の裡はわからない…が

またまた衝撃的なニュースであった。ダチョウ倶楽部の上島竜平がお亡くなりになったと。その前には俳優の渡辺浩之さんが…。二人とも自死らしい。様々なことが語られるだろうが、最終的には亡くなった本人しか真相がわからない…。それが自死の恐ろしさであろう。

家族がいて、仕事や仲間にも恵まれて、身体面も重い病気などがないなら、なぜ?と思ってしまう。実際なぜ?である。人の心の裡はわからないが、問題ないような人が自死に至ってしまうのなら、間違いなく少し前からうつ病を発症していたのだろう。

かれこれ二十代後半の時期、自分もうつを経験した。そして、文字通り死にかけた。その経験からわかるのは、死に至る前は、ほぼ毎日、毎時間、毎分、希死念慮に苛まれるのである。死にたいという願いが止まらないのだ。

結果、自分は「入院」というポケットに転がりおちたのだが、どんなポケットに転がるかは運である。あのころ考えていたポケットは、自死を筆頭に新興宗教に入信、クスリ、はたまただれかを殺す(これはなかば妄想であるが家族が最有力であろう)などなど破滅的なポケットばかりであった。

苦悩から逃れるために開いているものは禄でもないモノばかりである。これがうつ病の怖い所である。発症時に大きな決断をしてはいけないというのは、それその通りである。

どうすればいいか?これは大変難しい。しかし、おそらく、自死した人たちは不眠に陥っていただろう。シンプルだがまず第一には、不眠を解消しなくてはいけない。睡眠薬によってこれは可能である。そして、意外かもしれないが、第二に「元気をだしてはいけない」のである。

よく覚えているが、落ち込んでいるのが嫌だから元気を出そうと、いろいろ試みたことがある。友人に会いお酒を飲んだり、ギターを弾いて歌ったり。その時はいい、しかし、根本的には何も解決していないので、すぐに落ち込むのだ。

この元気→落ち込みは、落ち込み続けるより実はキッツイ。落差のある落ち込みは、ジェットコースターのようである。あんなに、元気になったのにコレかと思って自分に絶望してしまうのだ。あとは、元気になることで自殺をする行動力まで元気になっちゃうってのもある。

だから、うつ病の時は、とにかく現代医学の投薬治療でずっと寝てる。これがいいのだ。

そのうちに何か変化するだろう、くらいの気持ちで。
実際そんな簡単に切り替わらないけど、経験上一年くらいなんの情報にも触れず、寝っぱなしの廃人な生活を送っても、胸板がペラッペラになるくらいで大したことはない。元気になったらまた活動すれば、きっちりリカバリーする。

人の心の裡はわからない。でも、そのプロセスは経験上なんとなくわからないでもない。だからこそ、そのポケットに落ちてしまったことが、悲しい。そして、まわりの方々の悲嘆はいかほどのものか。でも、なんで?と思わないでほしい。答えはどうやったって出ない。

そうなってしまったのだから、運であり、ある意味仕方ないことであろう。まだまだ精神の病は恥ずかしいという感覚があるが、どんな時も、誰もがなりうり、特別なものではないのである。

母の日のプレゼント

母の日。
なぜか父の日よりも圧倒的に存在感のある日である。その腹から生み出された子供なら、この日はなにかあげねばならない…という使命感がふつふつと湧いてくる日であろう。わが子たちも例外ではない。

とはいえ、前日に息子と妻は大喧嘩。「母の日には何もあげない!」「いるか!」と罵り合った関係である。果たして…と思ったら、朝から「昨日はああいったけど、やっぱ母の日あげるよ」という息子。うーむ、子供はゆるしの天才とはよく言ったもんである。いつも思うが、どんなに険悪になっても子どもは全然引きずらない。長くても翌日にはあっけらかんとしている。

そんなこんなで、自分の小遣い+俺から少し金をせびって一人で朝から出て行った。一時間以上帰ってこないので、大丈夫かと思ったら帰宅。どうやらヨドバシカメラでラッピングしていたらしい。花やらグッズやらラッピングしたバインダー(なぜ?)やら色々購入してご帰還。
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ちょっとした冒険だったという。
途中のドンキで、大人の母の日セットというものをレジまでもっていき、18歳未満は駄目だといわれたそう。そくざに何階だそれがあったのは?と尋ねる俺。4階と答える息子。間違いない、大人のおもちゃコーナーにあったのだろう。子供は純粋に母の日セットと思って買おうとしたのだろう。お母さんも大喜び…というキャッチがあったらしい。いやしかし、せめたなこいつ。

大人の母の日セットが買えず、足をヨドバシまで向けて、母親がどのようなものを喜ぶか悩んだ挙句、色々購入してきた模様。プレゼントの中身はどうでもいいのだろう。その心意気がありがたいじゃない。

その後、朝のお料理教室から帰ってきた娘が私も買いに行きたいという。それならと、息子が同伴。初めてのお使いよろしく兄妹で送り出した。

これまた、おっそい。一時間以上帰ってこない。やっと帰ってきたと思ったら、母の日プレゼントの他にも自分たち用の福袋などいろいろ買っている。実家にいったときにばあちゃんにもらった子どもの日の小遣い5000円ほどがすっからかん。何に使ったのか…と問い詰めると、金のプラスチックのカプセルがお目見え。

どうやら、以前息子とやった千円ガチャコーナーに行って、二人で一回ずつやったらしい。一回千円で、当たるとまずまずの商品がもらえる。しかし、外れると変なキャラのマスクとか、缶バッチとか原価50円くらいのひどいモノを引かされる。

兄がまず引いて、缶バッチ、その後妹がガチャ。なんとB賞があたったのである。
カプセルの中にハガキが入っていて、6つくらいある商品の中からチェックを入れて、ポストに出すと、後日商品が送られてくるという。これは、妻も大喜び。スマホでうつした写真をその場でプリントできる機械をチョイスしたようである。

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冒険のような買い物と遊びをしてきた二人。ちょっと不安だったけど、親が付き添っていたらとても千円ガチャなんてやらせない。二人で行ったからこその成果。

巷では不審者がいたりして怖いなどもあるが、子どもだけで行動させる重要性もすこし感じた。
自由がゆえにいろいろな経験ができる。

普段は喧嘩ばかりしている二人も親がいなければ結構いい子なんだよね。

姉が投資を始めたらしい

実家に子供を連れて行ったとき、姉も来ていた。独身の姉であるが、よくうちの子供を可愛がってくれる。甥っ子と姪っ子にあたる。よく甥や姪を溺愛する叔母がいるそうだが、まぁ溺愛ではないがほどほどに可愛がってくれる。

姪っこ(娘)の誕生日に何も買わなかったのが心残りだったからか、奮発してイオンでおもちゃを買ってくれた。便乗して息子もレゴを買ってもらっていたが、ほぼ同じ金額である。なんでお前が、同じくらいのもの買ってもらってんだ…と思うことしきり。駄々をこねたこと間違いなしである。ここら辺のごり押し感は、わが子ながら凄まじい、と感じる(褒めていない)。

姉は泊るらしく、夕食にて投資の話になった。

今年の2月から投資信託を始めたらしい。よく知らないが、海外株・国内株・貨幣やら不動産やらいろいろなものを混ぜてお楽しみセットみたいにした投資商品である。どれかが下がってもどれかが上がり、10年後には富豪になってます!みたいなものである。知らんけど。

しかし、そんなお楽しみセットがとんでもなく暴落しているとのこと。これも下がれば、あれも下がったという感じで、トータル駄々下がり。いうまでもない、ウクライナとロシアが関係しているのだろう。

年末に二人の友達と久しぶりに飲んだが、二人とも同じような投資信託をやっていた。海外株を熱心に語っていた。IPOしかやってない俺は、不思議に思ったのだが、どうやらコロナ時期に投資が大流行りしていたらしい。「お金に稼いでもらう」というキャッチフレーズはどこかで聞いたことがある。

投資信託の話をきいていると、やれば必ず長期的に儲かるという。しかし、投資って資金の運用でしょ。当然、儲かる人がいれば損する人もいるはずだ。長期間保有しているだけで、みんな儲かる!!ってほんと?どうにも信用できない。

とはいえ、姉のように毎日投資の資産情報を見て一喜一憂しているのは、精神衛生上よくない。どうやら流行りに乗って始めたらしく、知識が浅い。俺レベルである。そこで、年末の友人も言っていた寝かせる運用をすすめた。一か月に一回だけ見て、淡々とする。これで、いいらしい。

ロシアとウクライナの戦争。この世情は誰も予測できなかっただろう。今はいろんな投資家がびっくりしている時かもしれない。

しかし、宝くじのようなIPOだけやっている俺には、まったく関りがないのである。

孫(子)をみて己を知る

GWは暦通り3連休のみ。その期間妻が仕事に出るため、思い切って実家に二泊の連泊泊まりに行ってきた。コロナ制限もないので、両親にはちょっと嫌な顔されながらの連泊。

結果的に子どもは大喜びして連日いろいろな遊びに付き合わされた。

初日はラウンドワンのスポッチャというスポーツやゲームがやり放題の三時間パックへ。フル回転で遊びまくったようだ。
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翌日は、これまたラウンドワンのコインゲーム。300枚買うともう300枚ついてくるということで、コインゲームを楽しんだ。

最近のコインゲームは盛り上げる演出がもはやパチスロである。昔はよくパチスロをやっていた俺。振り返ればくそみたいに損をしたのだが、当たった時のあの恍惚とした感覚。あれと似た中毒性を有するコインゲームである。

とはいえ、いくら連チャンしたところで、コインになるだけなのでまぁ、お子様も楽しめるのである。さすがに計600枚もあれば、もうお腹いっぱいになったもよう。ドラクエとかポケモンのコインゲームがお勧めである。

連日のいい天気にあれ?こんな不健康なことばっかりしていいのか?と思った次第。
そこで、最終日は近くの動物園と併設するミニアスレチックへ。
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この動物園で一番ダイナミックな動物

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贖罪のように健康的な場所に行ったが、もう目につくものをやりたがる子供たち。

金魚釣り場というのを見つけて興奮気味。一人300円で30分。これが、まったく釣れやしない。さすがローカルかつマイナーな公園である。コインゲームのように人を楽しませようというサービス精神皆無!結局一匹もつれず、釣り場をあとにした。結構子ども連れで込み合っていたが、誰一人釣れていなかった。
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全くつれない金魚釣り場

さらに体を動かすべく以前行ってからお気に入りのバッティングセンターへ。
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25球中チップ1発。逆にストレスたまりそう…娘には、まだはえーか。

そんなこんな外で遊びつつ、帰ってきたら両親が用意した食事や風呂、フカフカな布団といったホテルみたいな待遇にみなご満悦。実家ってなんだかんだいいなぁと思った。

しかしながら、両親、特に母の孫に対する口うるささが目につく。何をやるにも駄目!危ない!と言われている。これは、確実に自分もいわれてきたのだろう…。親世代はみな口うるさいのだろうが、もっと自由に育ててくれたらどうなったろうか…とちょっとしたあこがれとともに感じたね。いや、まぁあくまでも、あこがれだけどね。

どうにも育てられ方などって今幸せになってんだから、贅沢いうなみたいな風潮があるけど、やっぱりそれでもあるんだよね。感謝と相反する感情も。
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