たまに好きで見ているNHKの「ねほりんぱぽりん」。
南海キャンディースの山里とYOUを司会に、ちょっとディープな職業や趣味の人を招いて送るトーク番組。
特徴は人が出てこず、人形が出てきて話すていになっていること。
これによって、ディープな話題もなんだか和らいでしまう。
うまい設定である。
アフィリエイターの回を見たが、結構稼いでいてびっくり。
とにかく、何か商品をPRする記事を書いて、その記事を通って誰かが商品を買ったら、
アフィリエイターに手数料が入るというのが基本。
文章力などもいるが、なにより検索上位に表示されることが大事。
一人の人はgoogleの広告に月間、数十万円を払っているとのこと。
やはり、googleである。Youtubeのそうだが、もうgoogleの力なしでは、成り立たなくなってるんだよね。
俺もWebライターをやっていた時期もあるが、もっぱら下請けの書き手だったので、
一か月5000円になればいい方。
こういった、アフィリエイターとか会社は、下請けの文字書き人に小銭を払って書かせて、
それを記事にするんだよね。Webの世界も下っ端労働者はまったく稼げないんだよね。
一人のアフィリエイターは、Xにてひたすらエロを想像させる言葉を書いて、出会い系のサイトへ誘導するタイプ。
これも、ずっとやっているときついけど、それでも月数十万の収入になるから、なかなかやめられないだろうなぁ。
気になったのは、一人の人がアフィを始めるときに、30万円くらいつぎ込んで、
そのノウハウを提供している人に金を払って教えを乞うたといっていたこと。
完全に情報商材商法の宣伝やん!
これを見た、情報弱者は確実にそちらに流れてしまう可能性あるよ。
天下のNHKでこんなの流しちゃだめだろう…と思ってしまった。
たぶんだけど、このアフィリエイターの兄ちゃんも情報商材を売っているに違いない。
たしかに、30万円なんて、月100万とか稼げると大したことないだろう。
なにか、グレーな匂いをかぎ取りつつ、それでも楽しく拝聴した。
いろいろなところに罠がある昨今。情報弱者にだけはならないようにしたいなぁ。