最近有名人やタレントが外食している人をSNSなどで非難している。
「外へ出てびっくりした。笑って外食している。何を考えているんだ!」みたいな。
気持ちはわかる。

しかし、俺も出勤したとき、どうかなと思ったけど同僚に誘われてイタリアンの店に行った。
風通しが良かったし、まぁ密もなかった。
そこで気づいたけど、店員が二、三人日本語達者な外国人であった。

普段はビュッフェ形式が売りの店。
しかし、ビュッフェを中止したことをしきりに謝罪する店長。
店はこれから休むのかどうか聞いたら当面続けるという店長。
また来ていただけたら…とペコペコする店長の顔や手にはアトピーのアレルギーが。
わからないけど相当なストレスを感じているとみた。
外国人の店員を解雇しないために、精一杯がんばっているのだ。

きっと公のツイッターなどで非難する人は、こういった苦境にたっている人のことを具体的に想像できないのだろう。
想像力の欠如である。
それでいて、自分は何日も家でこもって頑張ってるんだ!
というわけのわからない頑張りを認めてもらいたいのだろう。

家でこもって頑張ってることなど、
不安のなかそれでも店を開けざるを得ない人に比べたら屁みたいなものだ。
店を閉めてしまえば、いまのところその時点で赤字が発生するのだから。

そういった苦境にたってる人のことを思いやることを忘れたくないと思ったなぁ。

例えば、パチンコにしても働いている人は家族を養っている人だっている。
幼い子どもがいるかもしれない。
パチンコだって法的に認められた業種なんだよ。違法じゃないよ。

一方的に非難する邪悪さを感じるよ最近は。
見方を変えればそうやって店に来てくれる人は経営者や働く人にはありがたい人なんだよ。
保障もない日々を生きる人に思いやりを持ちたいよね。