職場の健康保険で年一回健康診断をやっている。今年は、ちょっと任意っぽい雰囲気があったが、妻より絶対に行けとのお達しがあり予約した。妻曰く、こういった隙をついて、ガンとかがやってくるらしい(?)。なんの根拠もないが…。たしかに、油断大敵、難病だし一応。

健診場所が、コロナの集団感染がそこかしこで起こっている新宿だから余計いやだなぁと思っていたが、意を決して行ってきたよ。一応、時間帯ごとに受け付けが分かれている。しかし、行ってびっくり…。去年はぎっしり受付に受診者がいたのに、今回は一人だけ。

確実に、みな今年の健康診断は、控えている。身長体重、血液検査、超音波とバリウム飲んで胃の検査。いろいろやったが、ほぼ待ちなし。なんだか、VIPの社長気分だった。これじゃ、感染を心配する必要はなかった。逆に、今年受けといてよかったかも。

しかしながら、超音波検査の時の先生は若い美女であった。ドキドキしながら受診した齢四十代後半のおっさん。四方八方えっらい長い時間かけて、グリース塗られて腹を見られた。あまりにも診察時間が長く、美女のタッチのドキドキから、なんか変なもん映ってんじゃないかという不安のドキドキにとって代わる。

しまいには、「ちょっと見れない部分がありますので、代わります」といわれ、男性のベテランっぽい人登場。ほぼ同じ個所を、またいろいろ見られて、お疲れさまでした…と。なんだったんだ、最初の美女の診察は…。

どう考えても、これは練習台だろうな。研修医的な新人に最初にやらせて、ベテランが次にやってその結果を見せて、教えるてきな。あまりにも健診に来る人が少ないから、貴重な練習台だったのかもしれない。それならそうと行ってほしい。ドキドキしてしまったではないか。
(いや、もしかしたら重大な疾患が見つかっていたのかもしれないが…)

バリウム飲んで胃のレントゲンの時も、若い女性であった。そして、うっすら窓越しに男性の姿。基本、健康診断って新人の格好の練習場所なのだろうね。そういう意味では、こんなに人が少ないと練習もできないわなぁ。

まぁ、個人的には人も少なく、一時間もかからずに終わってとてもラッキーだった。これで、結果も良好だといいんだけどね。いや、悪いのがみつかっても、結果早期発見でよかったということになるか…。