今年の夏はどこにもいっていない。大人だけなら、それでよし。家で、映画でも見てのんびりしていれば、夏休みは過ぎ去る。しかし、子供はそうはいかない…。子供の夏は、貴重である。作文も書かなくてはならない(らしい)。

コロナ禍とはいえ、ちょっとどこかへ行かなくてはならないプレッシャーを感じつつ、野外を探していると、マザー牧場が良いらしいとの情報が。ほぼ、野外なので感染のリスクは低いのでは…ということで、行ってきた。一泊二日。

結論からいうと、行ってとてもよかった。親に車を借りて行ったのだが、目的地のインターに近づくにつれ、高速道の脇からムクムクと森のようなデッカイ木々がわんさか。その木々の緑にすでに癒される俺。東京の電車から眺める外や、家の中し見てなかった数か月。旅行っていいなぁと早くも感動。

マザー牧場は、ヒツジやアルパカへのエサやりやトラクターで飼育場を回る体験ツアー、ほどよい感じの遊園地や夜の花火など、盛りだくさんで楽しめた。

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舌をぬめっと出してエサをさらう八木さん。


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普段見れない飼育場をトラクターバスに乗って観覧。


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なんだかんだのこの遊園地が一番のヒット。フリーパスを買って乗りまくり。

しかしながら、午前中から乗り込んで、花火のある夜7時過ぎまで遊んでいたが、バテまくった。最近、一日どっかで子供と遊ぶってやってなかったからかなり疲れた。ホテルは近くになくて、車で40分もかかる場所へ。オークラ系列なので、めちゃ高級そうなところだった。

一日の疲れを癒した次の日。またまた猛暑35度超。帰ろうとするも、久々のアクティビティに目覚めた子供らは嫌だと。もういっちょ、くれと。そこで、調べてここかとなったのが東京ドイツ村。かなりマニアックな名称で知らなかったのだが、結構よかった。

ターザンロープやブランコのある公園の遊具間の距離の取り方たるや。遊具のソーシャルディスタンスか!という感じ。とにかくいろいろ広くてこれがドイツってこと?
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とりわけはまったのが、じーじの森というアトラクション。田舎の森を再現したようなアクティビティで、ブランコも高い木からつるしているのでダイナミック。アルプスの少女ハイジのオープニングにでてくるようなブランコである。手動のウオータースライダーあり、木に登ると小屋があったりと、きっと自然豊かなところに生まれたら、こういう遊びをしていたんだろうなぁと思うことしきり。すっかり術中にはまってしまう。

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息子が興味を示したのが、じーじの森内のザリガニ釣りエリアである。三十分釣り放題。娘と息子あわせて、20匹くらい釣っていた。さーリリースして帰ろうとしたが、持って帰りたいとのお言葉。いやだなぁと思いつつ、2匹だけ(500円)。バケツに入れてもらい、持って帰った。
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二人で名前を付けて飼い始めたザリ。そうそうに、暴れん坊過ぎて子供たちが手でつかめないという事態が発生。結局は俺が、水槽を洗ったりすることになった。
しかしながら、ザリガニ、2週間くらいが寿命だろうとタカをくくっていたが、なんと、3~5年。なかには10年くらい、いくやつもいるらしい。一気に萎える俺。もうすでに、その悪臭から妻はどこかへお返しすることを考えている。

生き物を飼うのは、難しい。結局最初のテンションは超えられないんだよね。だんだん、飼育の大変さに辟易してくるわけである。以前、カブトムシでも同じ経験をしていたので、ザリガニ嫌だったんだけど、まぁ、しかたないか。

とにもかくにも、久々の行楽で、家族みな楽しんだ模様。これから、世情がどうなっていくかわからんけど、またいろんなところに行けたらよいなと思う今日この頃である。