2040年。今から20年後、他国を先駆けて、日本はかなり問題がある国に躍り出るらしい。
高齢化問題がピークに達するのだ。
65才以上の高齢者人口が全人口の40%に達するらしい。何を隠そう、20年後は俺も、ビギナーではあるが、高齢者人口の層に仲間入りしている。

一番厄介なのが、高齢者を支える現役世代である。
なんと、1人の高齢者を1.5人の現役世代が支える計算になるらしい。騎馬戦なら、ぼろ負けである。一人が老人をオンブして、もう一人が足を持つ。そんで、その一人が、もう一人の老人の足を持っている感じ。繋がっちゃって、もう、まともに戦えやしない。

騎馬の大将である老人に目を向けてみよう。
大将として担いでいた、今までの老人は、高度成長期で正社員として働き、お金を持っていた。どこか余裕があり、大将の気品もあったかもしれない。悔しいが、ちょっと頑張ったらチップくれたりして、騎馬のモチベーションをうまく上げてくる。

しかし、2040年あたりに上にのる老人は、氷河期世代などで辛酸をなめた人々を筆頭にかなりの数の貧困者がいる。社会に対して恨みを持つ人も多いかもしれない。独身も多いだろう。そんな人たちを担ぐ負担たるや…。

自分をみてもそう。大卒後、なんとか就職したが、一年目でいきなり中堅世代のリストラをまざまざと見せつけられた。ボーナスも削減されたりして、バブルって何?世代であった。現状、非正規は免れているが、ぎりぎりである。無職になった時もある。

絶対的に感じるのは、自分の親世代より経済的に厳しい生活に将来はなるだろうということである。そうなると、もはや人にやさしくするのも難しい。そんな、老人たちを現役世代の5人に1人が相手しなくてはいけないのだ。医療福祉といっても医者がたくさん誕生するわけではない、多くは介護従事者であろう。

かつて子供に言ったことがある。
AIなどによって、今はないような、ワクワクする職業が将来できているから。そのために、視野を狭めちゃいかん。みたいな、かなり偉そうに…。そう、AI関連書を読んだあとだったから、受け売りである。

実際に、かつては王道だった、いい大学からの大企業というスタイルも崩れてきている。未来は、AIが…などと夢を持って語っていたが、この記事を見ると、結果的に、介護かよ…。となってしまう。

もちろん、介護や医療の職は大事だし素晴らしいと思うが、25%とという比率は普通ではない。職業の25%が警察官となったら、どんだけ治安が荒れてんだとなるように、やっぱり普通じゃない。若者の職業はもっと、自由に選ばせてやりたい。

高齢者となる自分ができるのは、できるだけ健康に生きて、介護世界で働くことかな。
元気な老人3人が弱った老人1人を支える。
足腰が弱いながらも、立派に騎馬戦が戦えるだろう。2040年問題というちょっと暗くなるようなニュースを見て、今の若者の負担を減らしていやりたいと思う今日この頃である。

未知のテクノロジーは世の中を便利にするけど、人口だけは、産んで育てるという途方もなく長い作業がある。一朝一夕にいかない分野が煮詰まっているのは、どうにもならないよなぁ。