何を隠そう、食器をよく洗っていた。なぜかはわからんが、その担当にさせられていた。多くの家庭は、妻が洗うのだろうが、うちは、俺であった。

こんもりと洗い場に食器がたまるとどうにも我慢ができずにやってしまっていた。たまにはやってよと、苦言を呈したりしていたが、あまり変わらず…。しかし、最近はあまりやっていない。なぜならば、食洗器がお目見えしたからである。

妻が勢いで購入した安めの食洗器。
どっしりと洗い場の脇を占拠したそいつ。すっごい、良い働きをする。

妻曰く、家事を共同でやっている感じがいいらしい。なんだそれは!?と鼻白んでいたが、その気持ちがわかった。洗い場の全部の食器を食洗器で洗えるわけではない。容量があるからね。だいた、7割くらいを洗ってくれる。残りの3割を洗うのだが、なんか、一緒に協力して洗ってる感がいいんだよね。

まったく洗い物嫌いの妻も、食洗器がきてから張り切ってやっている。恐るべし、家事革命。使ってしまえば、もう元にはもどれない。それがテクノロジーであろう。

次は何があるだろう…。もうテクノロジーのトリコである。