早朝バイトの後に小一時間ほど時間があるので、いろいろ暇つぶしをしている。
最近は、ドキュメンタリー番組を見ている。このような番組を見ると、いろいろと自分の知らない世界があることに気が付かされる。もうアラフィフに近づいているのだが、今回も、まだまだ未熟であると痛感させられた。

クローズアップ現代の男の性被害についての特集である。
男の性被害って子どもの時のだろ?って思っていたが、ここに出てくる方々は中・高校生を下に、結構な大人の社会人などであった。

いわゆる非力な子供が、ペドフィリアに…という図ではない。
はっきりいおう。
大人の男の性被害なんて、ちょっとした面白ネタだろ?と思っていた。いや常日頃からは思っていないが、深層心理ではそうである。ところがそういったいわゆる、男は性被害なんてあわないよ?みたいな偏見がまた、被害者を追い詰めるのである。

番組の中盤、具体的に成人男性の性被害を描けない俺に、とんでもない具体例が叩きつけられた。

その男性は、会社の同僚にサウナに連れていかれたらしい。サウナで汗をかき、レモンサワーかなんかを奢ってもらったとか。汗をだして、冷たいアルコール…最高である。しかし、ここに睡眠薬が入れられていたらしい。

その後、酩酊した男性は幾人もの男たちにレイプされてしまったらしい。おしりを肉棒で貫かれたのである。尻が痛いに違いない…。この段階でアメリカの僻地の刑務所みたいなことか…と思った俺。それでも、まぁ、あるかもな程度である。

しかし、その後画面が移り変わり、何やら男性が毎月か毎週病院で検査している場面が。
何かの値が落ち着いています…という医者。何だろうと思っていたら驚愕の事実が!なんと、レイプされた男性はそのうちの誰かに、HIVウイルス、つまりエイズを移されてしまったらしいのである。

エイズは今は死なない病気とも呼ばれるが、性感染症としては最悪のものである。不治の病なので、薬が手放せない。
たかがサウナにいっただけで、レイプされエイズをうつされた男性。恐ろしすぎる。この男性も、自分がそんな目に合うなんて思ってもいなかったという。つまり、我々と同じ側にその前日まではいたのだろう。

その日を境に、この男性は、精神的にも肉体的にも痛めつけられてしまった。こんなの笑いのネタになるか?なるわけない!これを見てはじめて、男女問わず性犯罪の被害に遭うというのはとんでもないことだと思った。

もちろん、男の場合はちょっと笑える話もあるのだろう。
しかし、ちょっとどう考えても笑えない話も同じくらいあるということは知っておかないとならない。

まずは、サウナに一緒に行かない。レモンサワー飲まないという短絡的な自衛策をとることにする。
しかし、中で言及していなかったが加害者は同僚であろうか。同僚に一杯食わされたのだろうか?いくらなんでも怖すぎる…。