今年は読んだ小説は32作。
それ以外はビジネス書とか読んだけど、一時は毎年60くらい小説を読んでいたので、随分ペースが落ちたな。
まぁ、そんななか今年読んでよかったベスト5である。
32作から5作って‥こんな少ない母数のランキングつけてるやついないんじゃないだろうか‥。

まずは、
1位
自転しながら公転する 山本文緒
こちら、著者が亡くなってしまったあとに読んだのだが、素晴らしかった。まだまだ、たくさんの小説を残してほしかったなあぁ。内容的には、どこにでもいる少し意志薄弱な女性が、大きく一歩踏み出す時に、同時に周りが公転していくダイナミズムがとても心地よかった一作。
自転しながら公転する
山本文緒
新潮社
2020-09-28


2位
極夜行  角幡 唯介
真っ暗闇の北極に、単独で探検する。そのヤバさがこれでもかと描写されている。前から気になっていたノンフィクション作家と著作であるが、とても面白かった。もうひとつ、この本ですごいなぁと思ったのは、ずばり犬である。ところどころで感じたのは、犬、つえぇという畏怖感である。

極夜行 (文春文庫)
角幡 唯介
文藝春秋
2021-10-06

3位
カリスマ訓練士の たった5分で犬はどんどん賢くなる  藤井 聡
上記で感じた犬つええという感覚をもちつつ、犬の糞尿大変だという感覚は普段の生活で感じている。昨年から飼い始めた愛犬であるが、しつけなどが大変である。とても育児をしながらできねぇ‥と弱音を吐きつつ、すがるように買った本書。いろいろと参考にしています。


4位
流浪の月 凪良 ゆう
こちらも以前から気になっていた作家さん。BL系の小説界隈で活躍したあと、本格的な小説界に凱旋。テーマや話の内容そのものより、ところどころででてくる表現というか、せりふ回しというか、そういったものにすっかりハマってしまった。物語にでてくるものは、特殊で異例の関係性である。または、性癖や感情であるが、その強弱はさておき、こういったものは誰の胸にも埋め込まれているなぁと確信してしまう。

流浪の月
凪良 ゆう
東京創元社
2019-08-29

5位
明日の食卓 椰月美智子
育児をしている親たちにもそれぞれグラデーションがある。子を持つ前は、気づかなかったのだが、やはり男女で子育てが大変なのは圧倒的に男児である。思春期や反抗期が早めにきてるのか?と思うことでなんとか対応しているのだが、ときにとてつもない怒りが駆け巡るときもある。その怒りが膨れ上がる描写が、とてもリアリティがあり恐ろしかった。
明日の食卓 (角川文庫)
椰月 美智子
KADOKAWA
2019-02-23



この5作であるが、犬のしつけ書以外は結構巷でも話題の本である。
やはり話題の本は面白いし、面白い本は売れるのだろう。
来年は40冊は読みたい!