ジェンダーギャップ指数というのがある。身体的なギャップではなく、社会的・文化的な男女のギャップを測る指数らしい。これが少なければ、その社会における男女は、きわめて平等であるとされる。男女は差別されず同じだけ稼いで、同じだけ文化を楽しむ。

日本もなんてったって先進国、ここ何年でいろいろな認識、とくにLGBTなどが社会全般で認知されるようになってきた。上位とは言わないまでも、中盤くらいには位置しているだろうと思っていた。

しかし、120位である。156か国中である。ショックを受けるが、まぁ、そうだなと思わざるを得ない。リーダーの男の割合たるや…。

結局、例えばLGBTが認知されたわーと思っても、テレビのバラエティの世界だったり、なんだかんだエンタメ。エンタメって、少なからず見世物のイメージがある。エンタメにもいれば、政治の世界にもいる、いたるところにいて初めてギャップがなくなるのだろう。そうみると、やはり全然だめだと思わざるを得ない。

何かの記事ではっと気づいたのが、世界的にも有名な我らがマリオである。日本を代表するかのゲームも、女性であるピーチが男のクッパにさらわれて、それを男のマリオが助けるという設定である。女は助けられるものという価値観が息づいている。

まぁ、方向性は全然違うが、同じゲームでもフォートナイトにおいては男女がまったく関係ない。強い奴が最後に勝つという世界観である。ただ、男だからって日本で優遇されているとは感じないんだけどね。しかし、こういうギャップって埋めていくのは凄い時間がかかるだろう。

今この状態。世代交代によってガラッと変わるのがいいんだけど、この少子化…。うーん。とりあえず、マリオあたりからギャップを埋めてくしかないかなぁ。