息子が大富豪をやろうと誘ってきた。正直まったくルールを忘れていたので、一から教えてもらった。簡単にいえば数字は「2」が一番強くて、「3」が一番弱い構成。ジョーカーは例外で最強である。

それぞれ場のカードより強いものを出しあい、手持ちが0なったら勝ちである。
ペアやトリオなど同じ数字のカードがあればそれを場に出す。するとその後からは、同じ枚数のものでないといけない。

UNOもよくできたシステムだなぁと思っていたがこの大富豪はそれを凌いでいる。かなり戦略が問われるゲームである。

また、初回に配られたときに強いカードをたくさん持っていると有利なのだが、「革命」といわれるカードの強さが逆転する場面も登場する。こうなると2が最弱になり一気に形勢が逆転する。息をもつかせぬゲーム展開である。

それ以外でも、「8」は「やぎり」と呼ばれていて、8を出したら無条件でその場が終わり、出した人から次が始められるというシステムも面白い。

息子との対戦、初めのほうは大人の戦略の強さを見せつけていたが、数日後には息子に勝てなくなってしまった…。10才くらいの脳にもはや太刀打ちできなくなっている衝撃…。

娘との神経衰弱はもはや早いうちから勝てなくなっていたが、これは記憶力の減退である。しかし、戦略脳も減退しているとなるとこれは社会に出て働いていてもいいものか…と疑問に思った次第。

閑話休題。
それはいいとして、この大富豪を発明した人は誰だろうか?知恵袋には小谷さんという日本の研究者の名前が載っているが、どうやら違うらしい。現状、作者不明である。

音楽なら印税がドカンと入ってくるだろうに。
いやぁしかし、ゲーム性が優れているといつの時代でも古びないねぇ。