かのとしまえんの跡地に、ハリーポッターの何かができたという情報は聞いていた。としまえんは子供の時何度か行ったので、なくなったのは寂しい限りではあるが、その後の施設も気になっていた。

この度息子と妻のたっての希望で、こちらへ行ってきた。
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娘と俺は実はハリーポッター2作くらいしか見とらんので、あまりファンではない。
妻と、不登校中に連続で映画を鑑賞した息子は、すっかりハリポタの大ファンになっている模様。

なにやらディズニーランドのようなアトラクションを予想していたが、歩いてみて回るだけという。なにそれ!?と娘と落胆する。
そこで事前に細かく調べた息子が大反論。楽しさをアピールしてくる。歩いて4時間かかるスタジオツアーらしい。ちょっと面倒だなと思いつつ、いざ現地へ。

小腹を少し満たしていざ、中へ。スタッフさんの説明があり、大きな扉が開く。

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そこは、まさにハリーポッターの映画の世界観そのまま。圧倒的なクオリティで迫る数々の小道具。なにげに、面白かった。

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これは映画を観ていたファンはたまらんだろうな。そこかしこに、映画のローブを着たお客さんがいる。魔法の杖も持っている。エクスペクトうんたらかんたら…。呪文をとなえる準備万端。
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中には、派手なアトラクションはないが、映像を楽しむアトラクションがあった。
映画の中の競技(なんだっけ?)の観客になって喜んだり―ブーイングしたりして、それを後で映像にはめ込んだりする。

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あとは、箒にのって、空を駆け巡ったりするのもおもろかった。
基本映画のスタジオツアーだけに、映画がどのようにできたかを鑑賞するツアーであった。

普段あまりこんな本格的な映画の小道具や美術を観る機会がないので、とても面白かった。
JKローリングの紙とペンのみで描かれた世界が、数多のプロフェッショナル達の手により、映画になり、世界中の人たちに共有される。とんでもないことだなぁと思う。
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物語やアート、CG、サウンド、様々なものが融合してハリーポッターという世界が出来上がっているんだなぁと感動した次第。

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帰り際、終始つえが欲しいといっていた息子。
かなり腕白に粘って、ハリーのつえをゲット。
娘はファンでもないのにハーマイオニーのつえ。
ご満悦の二人であるが、その日一日で、食事からなにからとんでもない散財である。
きっつ。
くそぉ、5600円(名前入り)もする高額な魔法のつえ。
なんかご利益をくれせめて、とばかり「不登校(息子)と緘黙(娘)よエクスペクなんとやらー。」と心の中で呪文をとなえといた。