いやぁ今年は夏が長い…。というか、九月半ばまで35度超えってあり得ない。
相変わらず子供らは不登校だが、が不登校になってよかったこともある。
ご家庭によって賛否だが、平日の施設がスカスカなことである。
例えば土日などは、激込みの多摩動物公園である。
平日の午前中に行ってみなさい。スッカスカ。未就学児を連れた親や外国人がちらっといるくらい。
かぶりつきで、見られるので結構迫力がある。
そんな中、ライオンバスに乗っているときにハプニングが起こった。
雄ライオンがおもむろに、雌ライオンにのしかかる行為、すなわち交尾が始まったのである。
「交尾を始めましたので、右斜め前をご覧ください」
のんびりした声で伝える運転手さん。
社内は小学生と俺のみ。
パンパンと交尾をして、どこぞへ向かう雄。ぐったりした雌。
当然、なにが起こったか疑問に思う子どもたちへ、ここぞとばかりに性教育をレクチャーした。
もなんか、花のおしべとめしべが云々というホワッとした性教育ではない。
まさに今見たものを説明。チンチンとおまたを擦ると、ちんちんから白いのが出て赤ちゃんができるんだよ、と。
なんという雑な説明であるか…。
しかし、子供らは理解したようでパパとママもそれをしたのか?と問われ、した と答える。
気持ちが悪いという二人。いまはその感覚でいいだろう。
とりあえず、雄と雌があんな感じになって性器をこすると、子どもが生まれる。
だから、とても大変な行為だから簡単にやってはいけない。教訓を交えて教えた。
果たしてこんなのでよかったのだろうか?
性教育とはいつの時代も難しい。ただ、植物にたとえて語られるより断然教育的にインパクトがあったろう。生のライオンの交尾は、学校の授業10回分の価値はあったのでわ?と思っている。