子どもをもつ親として衝撃的な数字といわざるを得ないな。
6歳~18歳の子がたった一年で527人も自死でなくなっているって。
こんな国である日本。そして、少子高齢化が加速。ただでさえ貴重な人材が、心を病んで死んでいくって。
ちなみに内訳は、小学生15人、中学生163人、高校生349人 だって。
まだまだ人生のスタートラインににも立ってない未熟で、向こう見ずな若者たちが自ら命を絶っていく社会って絶望意外にないな。

いじめや学校問題、家庭の問題など原因は様々だけど自死するにはそこまで至る過程があるのよ。
そこまでいくまでに、何かのネットにかかってほしいのだが…。

じつは自分も自死未遂をしたことがあるのだ。齢29歳のころかな?
完全に精神を病んでいたので、まぁ鬱である。
あの時の気持ちを自分なりに思い出すと、死にたいわけでは決してないのよ。
頭の中をしじゅう周り続ける、後悔や罪悪感、敗北感や虚無感や無力感。とにかく、ネガティブな感情をシャットダウンするには自分を終わらせるしかないんだよね。

だからこそ、自死ってほんとうにどうにもならない。ただただ、苦しみから逃れたいだけなんだから。
サウナにずっと入っているでしょ。苦しいじゃない時間たつと、そこから出たら涼しいでしょ。
出た先が死への部屋ってだけ。
もっと別の楽になる部屋がいっぱいあれば、死の部屋なんて選ばんのよ。

自分は、そこから精神科に入院し同じような仲間にであうことで、癒され不死鳥のように復活。
もちろん投薬治療もうけたけどね。

その後いろいろありつつ、結果的に子供にも恵まれて、あのとき死なんでよかったなと心から思っている。
同時にただラッキーだっただけだなとも思っているのだ。

自死を悪いものとみるといけない。そこまで追い込まれた人間がそこにいる。
そして、彼らは若い。
きっと、あとでなんかなるから、とりあえず逃げられる空間を用意してやるしかないのだ。
自分の子どもが自死したらと考えると、きっと親ならあとを追ってしまうかもしれない。
肉体は死なずとも精神的な死を迎えてしまうかもしれない。

そう考えると数字には表れない膨大な数の悲劇が毎年起こっているのだろう。
航空機が墜落して500人亡くなったあと、再発防止としてJALは徹底的な対策をうった。
この若年者の自殺者はそれ以上の悲劇だ。
なのに、毎年高値を更新!って情報だけ垂れ流しやがって無能でしかない…。
そして、出産率がまた下がり続ける。そりゃこんなニュースが流れる国で子ども育てらんないなぁ。