新卒で入った会社に営業マンのアルバイトで入った同い年の男がいた。
振り返れば1年ちょっとくらいでリストラ的に辞めてしまったのだが、
なぜか波長が合ったのだろう。その後、彼は職人系の仕事について今に至るが
うすく交友は続いていた。その友人も、10年はリアルにはあっていなかった。

そして、同じ時期に学生アルバイトとして入ってきた女の子がいた。
この子も1年もいたかなぁ。
しかしながら、やはり波長があったのか、その後もうすーく交友が続く(年賀状とかね)
そして、もう一人はそのアルバイト女性の友人で少し破天荒な女子。

当時、自分は生意気にも社会人でいながらバンド活動をしていて、
そのライブをよくその三人が見に来てくれていた。
そういう関係もあり、ちょこちょこ飲んでいた記憶。
みな若くて20代前半から中盤だった。

はたして、この不思議な男女2,2の関係であるが、実際に4人で会うのは15年ぶり位である。
その破天荒な女子は、その後アメリカに飛びいまは黒人の男性と結婚し一子をもうけてアメリカ暮らし。

そのほかのみなも、所帯をもってすっかりオッサン、オバサン(失礼)である。
アメリカの友人の帰国に合わせ、今回15年ぶりに会う企画が進行。
お互いの老けっぷりを見せ合うのもなにか緊張したのだが、
いやさ会ってみると時間が巻き戻る、巻き戻る。

かつて若いころをともに過ごした彼ら。
しかも、ここが重要なのだがクラスメイトや長く過ごした会社の同僚ではない。
吹けば飛ぶような、些細な糸がたまたま合わさり、こんなところまで来た感じ。
普通この関係性で再び会うってあんまないよなぁ。と。
そんな関係性だからこそ、逆に大事にしたいと思った。
なので、せっかくだから毎年夏に会うアニュアルイベントへとなった。

一度会ってまた会いたくなるって、いい友人だよなぁと。
みな老けつつ、いろいろな人生の荒波がある。
バツ一だったり、夫婦関係に悩んだり、不登校だったり(これは俺)
なにをいっても許される雰囲気っていいよなぁと思ったり。
これは年輪を重ねたからいえることであろう。