小説を読むのは相変わらず好きである。かぶらないように付けてきた読書記録ももう、10年以上分ある。
基本エンタメ系が好きであるが、青春系も、ハードボイルドも好きである。
とにかく、小説は他のエンタメ系と違い時間の使いかたが違う。
読み進めるのも遅いし、行きかえりの電車とか病院の待ちでとか読む場所が限定されているので、読み終わるまでだいたい2週間くらいかかる。
なので、2時間で終わる映画とかサクッと〆れるゲームとかともまた違う感覚である。
それだけに、読む本は吟味する。これから犠牲にする時間に見合うかどうか…。と。うるさい奴である。
だから、読んだ本がツマラナカッタ日には怒りがこみあげてしまう。こんな駄作書くんじゃねぇよ。
そして、amazonレビューに載せちゃったりして。。
少し前に酷評した小説が、ある有名な賞に輝いた。
うそだろ!?レビューを読むと、賛辞の嵐。有名人の推薦コメントまでついている。
こんなクソつまんねーのが、なんで!?
正直わからない。世間とのずれに戸惑うばかりである。
面白いもんで、それでもレビューを見ると低評価している人たちもいる。
どれどれとみてみると、俺と同じことを言っている!
そうそう、そうなんだよと留飲を下げた。
本は読む年代やタイミングで駄作にも名作にもなる。うん、わかってる。
でも、そんなレベルじゃないんだよ。価値観の違いといえばそれまでだけど、小説が好きなだけに悔しいおもひ。
360度どこをとってもつまんないのになぁと。