16年間親の介護に費やし、その親が亡くなったあと…というドキュメンタリーを見た。
出てきた本人は女性でありもう50歳間近で独身である。
ということは、30代の前半から介護になったということだ。
30代なんてのは結婚適齢期であり、いろいろな出会いを模索している年齢である。
仕事も順調にいったり、いろいろな経験値がたまってそれでいて体力もある。
そんな年齢に、介護に突入するという悲劇。
きっと介護が終わったら自分のことを沢山しよう と思っていただろう。
しかしいざ親が亡くなって自由な時間ができても、長年の介護により鬱を患う。
また年齢的にも結婚や仕事もベストな時期を逃してしまっており、かなり難易度が高くなってしまう。
結果的に、無気力が生活を支配して後悔しながら生活保護に頼る日々…。
しんどすぎる人生である。
身近でも独身で父親の介護をしている知り合いがいるが、相当しんどそうである。
数年前は父親が亡くなったら、好きなとこに旅行に行って楽しむといっていたが、
60代になりその気力が失せてしまっているようだ。
介護が終わったら、もう死んでもいいかな とまで漏らすありさまである。
その知人もこのドキュメンタリーの方もそうだが、
きょうだいがいる。
そのきょうだいは家庭を築いており、やはり疎遠になっている。
家庭があると子育てやもろもろで忙しい。
結果、独身である兄弟に介護を全任せする傾向にある。
そして、その感謝を伝えないばかりか、必要な手をまるで貸さない…。
介護が終わった後には、きょうだい間に冷えた関係がよこたわり、より独身者は孤独になる…と。
一度しかない人生のいいときを介護に費やす悲劇…。
まだ自分に家族がいたらいいだろう。
夫が精神的な支えになってくれたり、子育てによって気をそらせる。
介護と子育ての決定的な違いは、衰え行くものと成長していくものの差である。
衰えていくものを見続けていくのは精神的にしんどい。
子育てだってしんどいのだが、やはり成長してできることが増えていく。
何より、エネルギー満載のこどもと過ごす日常は刺激的である。
自分にも独身の姉がいて、80代の両親は健在である。
これからくる介護。
姉は自分が独身だから介護になったら実家にもどり、サポートするといっていた。
しかし、その甘いことばに完全に乗ってはいけない。
きっと介護を甘く見ているに違いない。(自分も含め)
サポートをすべき時に果たして自分はできるのかも含めて今後が怖くなるドキュメントであった。
姉は自分が独身だから介護になったら実家にもどり、サポートするといっていた。
しかし、その甘いことばに完全に乗ってはいけない。
きっと介護を甘く見ているに違いない。(自分も含め)
サポートをすべき時に果たして自分はできるのかも含めて今後が怖くなるドキュメントであった。

