楽器メーカー フェルナンデス破産したという。
寂しいなぁ。
今ギターを弾くことができているのも、フェルナンデスのおかげといっても過言ではない。
大学3年くらいまで、まるでギターや楽器に触れてこなかった。
やろうとすら思ってなかったのではないか…。
しかし、当時着ぐるみのバイトをしていてそこの破天荒な先輩が、
ギターをやる と言ってくれたのがブラックのエレキギター フェルナンデス製である。
フェンダーでもなく、ギブソンでもない。
人にあげるなら、やはりフェルナンデスなのである。
絶妙に人にあげてもいい価格帯とブランド感。
そして、そのギターを得たことで、練習を始めた。
四季の歌から練習して、最終的にはスピッツのチェリー(結構簡単なコード)まで弾けたときは感動したものだ。
遅咲きのデビューといえばデビューである。
そこから、社会人になってバンド組んで、ライブにまで出てしまうのだから勢いって恐ろしい。
この先輩からの譲渡というイベントがなければ、間違いなくギターを弾いてはないだろう。
そして、そこで活躍したのが、お手頃だけどダサすぎないフェルナンデスのエレキなのだ。
今は壊れて廃棄してしまったがあのフォルムは忘れない。
その思い出とともに、ひさびさに 見たフェルナンデスのニュースが破産なのだ。
寂しいなぁ。
とはいえ、かくいう自分もフェルナンデスのギターからフェンダーにステップアップしてから、
つぎはグレッチかなぁ リッケンバッカーか と上位を狙いフェルナンデスには目もくれなかったのだ…。
でも、名機も多いし、なんといってもギター人口を増やすことに大きく加担していた気がする。
ありがとうフェルナンデス。