うちのワンちゃんを迎え入れたのは、まさにコロナの時期。
完全にまずいのが、ペットショップで勢いで購入した点である。
その後、子どもが重度ではないが犬アレルギーが発覚した。
時期、飼い方等、完全にやってはいけない典型例である。
そして、さらにはミックス犬であったため大きさが読めず、
3-4キロを勝手ながら想定していたのに、現在9キロ近い。
さらには、無茶苦茶腕白で活発なワンコのため、いわゆる子育てを並行している家庭にとっては飼いづらさマックスであった。
そうすると、どうなるか…。
まぁ、後悔するのである、勢いで飼わなければよかったと…。
俺の場合は、もう少し強く引き止めればよかった…って感じであるが。
いまや3年たって後悔は薄らいだが、正直手放す人の気持ちも分からなくはない。
犬猫の殺処分件数を調べたら、2021年で14,457頭である。
かなりキツイ数字である。
この中には、勢いで飼われて放たれたワンコも多いだろう。
何がいいたいかといえば、
犬を飼っている人は、すべてが愛犬家であるわけではない。ということ。
犬を飼うのがつらいという人もいるはずである。
思ってたのと違う…ってね。(これは大いにある)
思ってたのと違う…ってね。(これは大いにある)
でも、大体そんなこというと愛犬家や犬が好きだけど飼えない環境の人とかに、めっちゃ非難される。
そうやって飼い主を追い詰めてしまうのが最もまずい。
ドイツでは、飼育放棄するのを防ぐため、どうやら犬の訓練施設などがかなり沢山あるらしい。
駆け込み寺みたいなのがね。
犬を捨てた人に対する罰金も日本の何倍かあるが、罰則とともに救済も用意してある。
日本は、そういうものが少ないと感じる。
これは、不登校にも通じる。罰則や非難、自主的なマナーばかり増えて、本当に困った人の逃げ場がないんだよね。
ワンコから考えても、本当に寛容な社会にはとても遠い気がしている。
とはいえ、犬も子供も世話をすることで、掛け替えのない思い出が積みあがっていることはたしか。
大変であれば大変なほど、愛しい存在にもなるのである。
じゃあいいじゃん!とは言わんでね…
じゃあいいじゃん!とは言わんでね…