かなり寛解期を迎えている大腸炎。三ヶ月に一度の通院日であった。

毎年、大腸内視鏡検査を受けているが、けっこう金もかかるし二年に一度にしてはどうだろう?と主治医に偉そうに提案。

やんわり却下された。

発症10年から大腸がんにかかる確率が2%とのこと。
つまり、ここから100人に2人が大腸がんになるリスクがある。
二年放置してそれにあたったらどうするか…的な。

一般的にがんは、症状が出たときにはもうすでに結構なとこまでいってる事が多い。年に1万程度をケチるかそれとも、安全にいくか。
苦笑いしながら提案を一蹴されました。

あまりに症状がないので、治ったかのような錯覚をしてしまうが、でも難病患者であることには変わりないんだよね。

大抵のがんになって死んでいく人は、検査をしなかったことを後悔している。当事者になって初めてそうなるんだよなぁ。そう考えると、毎年検査しなくてはいけない病気であると思って、尻の検査をしたほうがいいなやっぱ、と考え直した次第。

長生きしたいからね。できるだけ、妻と子供と長く一緒にいたいからね。