結構前から瞑想をやっている。
5分という極めて短い時間だ。
入門書を読んで、そのとおりしてみるのだが、なかなか難しい。
最初の30秒くらいはおそらく頭を空っぽにして、呼吸に神経を集中する。しかし、気づいたらいろいろなことを考えている。昨日の嫌だったことや、今日やるべきことなど。もうすぐ体重70キロはさすがにやばいだろう。とか、今日は大勝軒行こうか…とか。
どうでもいい、とりとめのないことを。

人間の脳というのはつくづく考えるようにできている。だからこそ、瞑想というのが大事なのだろう。しかし、できん!ということで、ちまたで人気の瞑想本を買ってみた。



Google式瞑想みたいなやつ。
最新の簡単なやり方が書いてあるのかなぁと思って読み始めたが、なんだか抽象的すぎて合わなかった。いくらかいいことを言っている部分もあったが、翻訳独特のアメリカンジョークがくっそつまらなく雑念を払えなかった。

本に書いてあるとおりトレーニングをすれば、いくらか成果があがるのだろうか?中で書いていたが、現在「運動」はだれもが体や精神にいい、とわかっている周知の事実である。そんで、「瞑想」も、運動くらいのレベルに達すれば、いろいろなメソッドが出てくるし、当たり前のように人がやるようになって世の中よくなる、と。たしかに、そうかもしれない。

瞑想って今もって怪しい宗教のレベルを出ていない。でも、世界のトップランナーはだいたい瞑想に注目しているのである。はやく、そのくらいになってこの煩悩だらけの俺も、自然とマスターできるようにしてほしい。

本に関しては、まぁ、ジョークは嫌だったけど、ところどころ学べるところがあった。